みなさん、こんにちは!青いラッコです。
私は約1年間ワーキングホリデーを使ってニュージーランドで生活をしていました。
「エコ先進国」と呼ばれるニュージーランド。
当時は何となく過ごしていましたが、今思い返してみると、環境に配慮した取り組みや製品が日々の生活に溢れていたなと思います。
今回は、私が実際に見たニュージーランドのエコ事情についてご紹介。
日本とニュージーランドの「エコ」意識の違いを感じてもらえるはずです。
日本に居てもできること、購入できる環境に配慮した製品も提案しているので是非チェックしてみてください!
野菜・果物は《量り売り》が基本

日本では、野菜や果物などはビニールなどに包装されて売られているところが多いですよね。
「1袋 ◯◯円」のような表示をよく見かけます。
一方、ニュージーランドのスーパーでは、ほとんどの野菜や果物、さらにはナッツやシリアルまでもが量り売りで販売されています。
一番驚いたのはバナナで、日本だとだいたい房単位でしか購入できないと思うのですが、ニュージーランドでは一本から購入可能です!
店頭には房のまま陳列はされていて、そこから必要な本数だけちぎるスタイル。
最初はかなり戸惑いましたが、慣れてしまえば、必要な数、好みの大きさを選べるのでとっても便利!
無駄な買い物が防げるので、それによって食品ロスを減らせたり、お財布にも優しい生活ができちゃいます。
卵のパックケースは《紙製》

日本で見かける卵のパックって、ほとんどがプラスチック製ですよね?
一方、ニュージーランドのスーパーで見かける卵のパックは紙製!
(プラスチックパックに入って売られている卵を私は一度も目にしませんでした。)
使用されている紙は、再生紙とかダンボールっぽい材質です。
日本でも紙製のパックで販売されている卵もありますが、ちょっとお高めの卵に使われているイメージ。
コスト的に、紙製よりプラスチック製の方が安く抑えらえるため、どうしてもプラスチックに頼ってしまうのが日本の現実のようです。。
包装資材への配慮も今後日本で進んで欲しいですね!
生ゴミは《コンポスト》へ

ニュージーランド滞在中は、ハウスシェア(現地では「フラット」と呼ばれる)をしていました。
何度かステイ先は変わったのですが、3ヶ月ほどお世話になったニュージーランド人女性がオーナーの家で「コンポスト」というものを初体験しました!
みなさんはコンポストをご存知ですか?
野菜や果物の皮、切れ端、卵の殻などの生ゴミや落ち葉、雑草を、ゴミとして捨てるのではなく、土に還して自然分解し堆肥化することをいいます。
家庭ゴミが減らせる上に、栄養豊富な堆肥が作れて、そこからさらに美味しい野菜や果物が栽培できるというメリット盛りだくさんの仕組みです!
庭先にコンポスト用の大きなバケツがあって、そこに先ほど言ったような生ゴミを捨てます。
私がステイした先の女性オーナーは環境問題にとても関心の高い人だったので「生ゴミはコンポストへ」がその家のゴミ捨てルールでした。
ニュージーランドの全家庭で行っているわけではないと思いますが、庭先に大きなコンポスト容器が置かれている光景をよく見かけました。
《ニュージーランド発》環境へ配慮した洗剤

これまた前述したフラット生活での出来事なのですが、共用の食器用洗剤は「ecostore(エコストア)」というブランドのものを使用していました。
「ecostore(エコストア)」はニュージーランド発のエコブランドで、健康と安全、環境に配慮した植物由来の製品を製造・販売しています。
近年日本でも取扱店が増えているので、ご存知の方も多いかもしれません。
現地ではとてもポピュラーなブランドで、私がよく利用していた一般的なスーパーでも取り扱っていました。
環境に優しいだけでなく、香りや泡立ちも良く、汚れもちゃんと落としてくれて実用性もバッチリ!
ナチュラルでおしゃれなパッケージも嬉しいポイントですね♪
食器用洗剤以外にも、洗濯用洗剤、住居用洗剤、ボディケア・ヘアケア用品など、幅広い製品を取り扱っているので是非チェックしてみてください!
ご家族やお友達へのプレゼントにもきっと喜ばれますよ!
ニュージーランドのエコ事情【まとめ】
今回は実際に住んでみた感じたニュージーランドの「エコ先進国」らしさを紹介しました。
日本と同じく、海に囲まれ、緑豊かな島国ニュージーランド。
買い物や洗い物、ゴミ捨てなど、日本と比べると日常の基本的な部分にエコ意識が浸透している印象でした。
近い将来、日本でもこういった生活が当たり前になるといいですね♪

